18-2.製作 ケースの加工 トランスの仕様を間違えて発注した為に手痛い余計な出費を強いられたものの、なん とか部品・材料が揃ったことからいよいよ製作にとりかかりました。 電動ドリル,シャーシーパンチ,ヤスリを使いケース本体にRCA端子等の取り付け穴 を空ける加工を行いました。ケースの厚さは3ミリですが、アルミ製なのでそれほど 難しくはありません。 次にケースに貼り付けて補強する銅板を加工します。銅板は購入した東急ハンズで ケースよりやや小さめにカットしてもらってあるので、ケース本体に空けたのと同じ ように銅板に穴を空ける加工を行います。 現物合わせで穴あけの位置を決めるのですが、ケース本体と銅板に空ける穴の大きさ を全く同じにすると、一寸でも穴あけ位置がずれたり、ケースと銅板を貼り合わせ際に ずれが生じると、RCA端子を取り付けることが出来なくなるので、銅板に空ける穴は ケース本体の穴より少し大きくします。 下の写真が穴あけ加工したケース本体と銅板の一部ですが、この銅板の穴あけ加工には 大苦戦。銅板は1ミリで、電動ドリルでの穴あけは簡単ですが、シャシーパンチでの穴 あけは青函トンネルの掘削作業もさもありなんと思われる難工事でした。穴あけ作業が終わったところで、銅板とケース本体を接着剤で貼り付けます。 貼り付けた後、重しをのせて一日程度固定しておくのですが、接着剤が乾くまでに銅板 とケース本体がズレてしまわないよう、下の写真のように縁に厚手のテープを張って から張り合わせるようにしました。
漸く、以下のようにケースは完成。
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