16-1.組み立てる その1

 シャーシー加工での失敗点  今回製作したラインバッファアンプはキットではないので、シャーシーの  加工が必要になります。加工に当たっては、   真空管アンプ製作ガイド(誠文堂新光社)   はじめての真空管アンプ(誠文堂新光社)  の2冊の本を参考にしましたが、なさけないことに以下の失敗(2点)を  してしまいました。   ・加工に際しては、実寸大の方眼紙等にレイアウトを記載し、これを    シャーシーに貼り付け、その上からセンターポンチで印(くぼみ)    を付けてからドリル等で加工して行きます。    普通、レイアウトはシャーシーの外から見た状態を描くはずです。    一方、シャーシーの表には傷が付かないようにビニールのシートが    貼ってあるので、レイアウトを描いた紙は裏にはります。これを    そのまま加工すると、取り付け穴のレイアウトが左右逆になって    しまいます。よって、紙は裏表逆に貼ることが必要です。    今回は途中で気付いたので、何とかなりましたが危ないところで    した。   ・四角い穴を開ける場合は、四角の四隅に穴を開けてハンド・ニブラー    で切り取る等する訳ですが、下記の図の左側のように穴(オレンジ    の丸印)を開けてしまいました。本当は右側(青の丸印)のようにし    なければなりません。





   よって、一寸見難いのですがこの穴にACインレットを取り付けると    写真のように四隅の穴が見えてしまいます。そこで黒いプラスチック    の板(下敷きとして文具店に売っていたもの)を切って、四隅の穴を    隠す枠を作ってこの上からACインレットを取り付けました。





   出来上がった処で改めて見てみると、下の写真の通りに。    まあ、これで何とか見れるような姿に。




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