15-4.音は?(6V6Gシングル)

 さて、完成したアンプの音はどうか。現在使っているサンスイB−2105  MOS VINTAGEに替えて聞いてみました。  (プリC−8fと完成した6V6Gシングルの組み合わせ)





 まず感じたのは如何にもアナログと言うような音はしないこと。これは一寸期待  外れ。こらは前に作ったTU−870を聞いた時と同じ。  細かく聞いていくとクラシックのCDをではfレンジの狭さ(高い方)と情報量  の少なさが少し気になります。又、少し角が取れたような音に聞こえます。  交響曲のような大編成のものは鳴らしきれない感じがします。  しかし、ジャズのCDでは一変、演奏の熱気が伝わって来るよう鳴り方になった  のにはビックリ? サックスもベースも非常に実在感があるように聞こえます。  聞いていて楽しくなってきます。fレンジの狭さ(高い方)と情報量の少なさも  ほとんど気になりません。  オーディオ誌を読んでいると時々、この機器はクラシック向き,ジャズ向きと言う  ような表現を見かけることがありますが、正直、今までこのような表現にピンとこ  ない処がありました。しかし、今回の経験で本当にこのようなことがあるのだな〜  と納得しました。    又、真空管アンプはヒーターが赤くなるので、少し暗くなってくるととても綺麗で  見ているだけでも楽しめます。やはり作った甲斐がありました。

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