15-1.実態配線図を書く

 前に書いたようにキットにはお約束の「実体配線図」と「組立説明書」が付いて
 おらず、代わりに完成品の写真が入っていました。販売元に照会すると購入され
 る方のほとんどがベテランの方なので大分前から「実体配線図」は作っていないと
 とのこと。確かに配線材だけ見ても初心者向けでないことは容易に想像が出来ます。

 そこでやむなく回路図とキット付属の完成品の写真と本キットの記事が掲載され
 ていた本にあった完成品の写真をにらめっこして、「実体配線図のようなもの」
 を作り始めました。幸いなことに本にある写真は鮮明で虫眼鏡を使うとと割と細
 かな処まで見ることができ、何とか「実体配線図のようなもの」が完成。

 しかし、
  ・ブロックコンデンサーのどの端子がどの容量なのか、又、マイナス側の端子
   がどれなのか
  ・電源スイッチの四つある端子をどう使うのか
 はどうも良く分かりません。そこで何とか書き上げた「実体配線図のようなもの」
 を販売元に送り、ブロックコンデンサーの端子の件について教えてもらうと伴に
 間違いがないか見てもらいました。すると出力端子がアースに落ちていない所以外
 はこれで良いとのことでした。下記が完成した「実体配線図のようなもの」の一部
 です。


 


 しかし、組み立ててから分かったのですが、実際には電源スイッチの配線に誤りがあ  りました。つまり電源スイッチ部分の配線を上の右側の図のようにしてしまっていた  ので、電源を投入した瞬間ヒューズが飛ぶ羽目に。  販売元の方もこんな所を間違えるなんて思いもよらなかったのだと思います。  只、これは再度問い合わせをして、簡単に直すことができました。
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