13-2.デジタル接続コードを比べて見る
 デジタル接続(例えばCDプレーヤーとAVアンプのデジタル入力)に使うコードを換える
 と、音が変わるのか聞き比べて見ました。

1.比較の方法



 CDプレーヤー「VRDS−50」(ティアック)のデジタル出力(同軸)とAVアンプ
 「VSX−D811S」(パイオニア)のデジタル入力(同軸)を繋ぐRCAコードを換え
 て音の違いを聞き比べました。

 使ったコードは写真の上から次の3種類です。
  a.AV機器を買うと「おまけ」に付いてくるもの。いつものやつ

  b.BS対応同軸ケーブル(S-5C-FB 外径7.5mm 藤倉電線)で自作したもの
   (ケーブルはオヤイデ電気の通販にて155円/mで購入しました)

  c.6N銅単線(2.0mm)で自作したもの。銅テープによるシールド付き
   (単線は同じくオヤイデ電気の通販で購入しました)

2.結 果
 違いは確かにありました。a.の「おまけのコード」は聞いた瞬間、情報量が少ないと感じて
 しまうもの。b.の「BS対応同軸」は「おまけのコード」に比べて圧倒的に高品質。
 c.の「6N銅単線」は繊細感もあり、fレンジ,音場とも広く3種類の中では一番良い音に
 聞こえました。

 只、チェンバロの曲を聴くと、「BS対応同軸」の方が輝きがあって良いのではないかと
 思えることもありました。この結果、「BS対応同軸」には余計な音が付いていると理屈
 を付けると納得が行くのですが。実際はどうなのでしょうか?

 コードによる音の違いは、VRDSによる音の違いよりも私には大きく聞こえました。
 しかし、なぜデジタル接続なのに接続するコードによって音が違うのでしょうか?
 私の耳の錯覚ではないのは確かだと思うのですが。

VA(Visual Audio)に戻る

sungate HPのトップページに戻る