11.スピーカーの脚

今までは一辺が350mmの正方形の木製ブロックを3個一組(3点支持)で脚として使っ
て来ました。この木は紫檀だか黒檀だか忘れましたが兎に角固い木で出来たものです。
しかし、食事をする時の椅子(ダイニングテーブルとセットの椅子)に座って聞くので、
スピーカーユニットと耳の高さが全く合いません。椅子が高いのでスピーカーユニットが耳
の位置よりかなり下になってしまうのです。

そこで850mmの正方形の木製ブロックに替えることにしました(直ぐ下の写真)。こち
らの木は杉だったと思いますが、今まで使っていたものよりははるかに軟らかいものです。
近くのホームセンターで固い木で出来たものを探したのですが、無いので仕方なくこれに。
これだけ大きくなると紫檀だか黒檀だかだと相当値段が高くなって、ホームセンターの端材
売場で売るようなものでなくなるのかも知れません。

脚を替えた結果は、なぜか低音が伸びた様に聞こえて大成功。高い音が良く聞こえるように
なった影響でしょうか。どもそれだけではないような気もしますが。


只、大きな脚になったので3点支持と言うより3面支持のようになってしまいました。そこ
で木製ブロックとスピーカーの間にスペンサーを挟んで見ることにしました。挟んだものは
下の写真の左側から
 ・ブチル3枚重ね+サランラップ
 ・Pタイル(だいぶん前からオーディオ誌には登場しなくなりましたが)…写真では裏と表
  が交互に写っています
 ・10円玉(財布には40円しか無かったので、女房の貯金箱から20円拝借。でも後で
  ちゃんと戻しておきました)
です。一番右にあるのは従来使っていた350mmの正方形の木製ブロックです。


試してみましたが何も挟まない方が良いようです。Pタイル,10円玉は低音が痩せてしまっ
て良くありません。ブチル低音が痩せた言うよりスッキリした感じ(ものすごく分かり難い
表現ですが)でこれはこれで良いと思いました。只、低音がソフトになって芯が無くなったよ
うに聞こえることがあるので、私にはブチルも挟まない方が良いように感じられました。

尚、850mmの木製ブロックは塗装も何もしない買って来たままの状態で使っているので、
塗装することにより強度が上がり音質にも良い影響が出るのではないかと思います。これは
近い内に挑戦して見ることにしたいと思っています。

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