6.ベーコンオニオン・キッシュを作る
  やっと「キッシュを作る」です。私は大好きなのですが(すごく)、とて
 もトレンド(?)の「ヘルシー」・「さっぱり」とは言えません。

 材料は次の通りです。写真はパイ生地の材料です。キッシュの中身の
 方の写真は後で。

  【材 料…直径21cmのパイ皿(底取れ型)1個分】
    パイ生地
  ・薄力粉粉(別に打ち粉少々) 150g
  ・無塩バター          75g
  ・卵黄            1個分
    ・塩              少々
    ・冷たい水          40cc位
    キッシュの中身
  ・ベーコン          100g
  ・玉葱             1個
  ・グリュイエールチーズ    100g
    ・生クリーム         200cc
    ・卵              2個
  ・バター           大さじ2
  ・ナツメグ           少々
  ・塩              少々
  ・こしょう           少々







 尚、パイ皿は底取れ型を使います。写真右側のやつ。

 底が分離するので、生地を崩さないで取り出すことが
 出来ます。左側のは普通のものです。




以下パイ生地を作るのは、普通のパイの生地を作るの
とほとんど同じです。

バターが溶け出すとサクサクとしたパイ生地が出来な
いので、
 ・パイ生地を作る材料と道具は予め冷蔵庫で冷やして
   おく。塩,スケッパー(ヘラ)とかは冷やしません
   でしたが。
 ・料理する場所は寒い方が良い。
 ・のんびり作業しない。
が必要です。

無塩バターは細かく切っておきます(1cm角位)。
薄力粉に塩を入れて1〜2回ふるいにかけておきます。




スケッパーでふるいにかけておいた粉と無塩バターを
切るようにして混ぜる。サラサラになるように混ぜる。
こねるようにするのは駄目。

フードプロセッサーで混ぜても良いのですが、女房は
粉が飛び散るので嫌なのだそうです。




まぜた粉をボールから台の上に出します。

そして、真ん中に窪みを作る。その窪みに卵黄と水を
入れ、粉の内側から崩すようにスケッパーを使い混ぜ
ます。

「パスタを作る」でも書きましたが、セメントを手で
作る(ミキサーではなくて)やり方と同じです。




スケッパーで切るように混ぜます。こねるのではなく
てスケッパーで包丁で切るように混ぜます。




こんな感じで混ぜます。




まとめる作業1
以下の「まとめる作業1〜4」を8回位繰り返します。

上から手を押し付けるように使って粉をまとめてから、
二つに分けます。




まとめる作業2

二つに分けた一方を、もう一つの上に載せます。




まとめる作業3

上から手で押します。




まとめる作業4

回数を繰り返す毎に綺麗にまとめていきます。
最初からこんなに綺麗にはまとまりません。




丸くまとめます。上下は平ですが。




こんな感じで、出来上がりです。

スタートからここまでをなるべく早くやらないと、
バターが溶け出してベタベタになり、サックリと
焼きあがらなくなります。パイにならない。




ラップに包んで冷蔵庫へ、約1時間。

この時間が短いと直ぐバターが溶け出してしまうの
で駄目なのですが、長すぎるとガチガチになり、
この後伸ばす作業が出来なくなります。この場合は
少し冷蔵庫から少し出しておいてから、次の作業に
入れば良いと思います。




1時間後、冷蔵庫から取り出してめん棒で伸ばすの
ですが、その前に打ち粉(薄力粉)をします。

この打ち粉は材料の「薄力粉150g」の他に必要
です。




めん棒で伸ばします。




こんな感じです。




パイ生地をパイ皿の上に載せます。




そして、パイ生地とパイ皿の間に隙間が出来ないよう
に手でしっかりと押し付けます。




パイ皿に沿ってはみ出ている生地をはさみで切り取る。
この切り取った余りは後で使います。




切り終わった処です。




生地の底にフォークで空気抜きの為の穴をあけて
おきます。
これをやっておかないと焼いた時に生地が縮んでしま
います。

このへんも普通のパイの生地を作るのと同じ作業・
手順です。




ここでオーブンペパーを敷いてから重し、銀色のやつ
を載せます。

浮き上がらないように重しを載せるのですが、この重し
何で出来ているのでしょうか。
石ではなさそうです。お菓子を作る道具を売っている
処には普通にあるのだそうですが。

200度のオーブンレンジで25分位焼いて、更に
シートごと重しを取り除いて、3分位焼きます。
焼く時間はオーブンレンジにより違います。




これでパイ生地の焼き上がりです。




中身の材料です。

写真右上の白いボールの中に入っているのは、チーズ
おろし器でおろしたグリュイエールチーズです。

おろしている処の写真はこちらです。
チーズをおろす
このチーズおろし器(チーズリナー)は手でハンドルを 回すタイプですが、女房が言うには、イタリア製の電動 式もあるのだそうです 欲しくて探しているのですが、見つかりません。 グリュイエールチーズはエメンタルとともに、チーズ フォンデュには欠かせないチーズです。 因みにグリュイエールは村の名前から来たものだそう です。 写真真ん中上にあるのは炒めたベーコン、 その下にあるのは同じく炒めた玉ねぎです。




生クリー,卵,ナツメグ,塩,こしょうを混ぜて、
こし器で1回こします。




炒めた玉ねぎをパイ生地の上に、出来るだけ均等に
並べます。と言ってもこんな程度の均等です。

玉ねぎは予め薄切りにしてバターで炒めて(10分位)
準備しておきます。あめ色になるまで炒めるのですが、
これが結構な手間。




更にその上に炒めたベーコンを載せます。

ベーコンも予め切って炒めて準備しておきます。




更に更にその上におろしておいたチーズを載せます。。




そして最後に、
「生クリー,卵,ナツメグ,塩,こしょうを混ぜて、
 こし器で1回こしておいたもの」
をかけます。




こんな感じになります。

これを200度のオーブンレンジに入れ25分位焼き
ます。




焼き上がりです。




お皿に載せた処です。

写真左側にあるのは、パイ皿に合わせて切り取った
パイ生地を一度まとめてから冷蔵庫に入れ、これを
適当に切って同じように焼いたものです。

これは「アップルパイを作る」でご紹介したものと
同じものです。
おつまみやおやつにどうぞ。



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